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==概要==
 
==概要==
[[法政大学]][[経済学部]]卒業。[[アヌシー]]、[[SHIFT]]、[[Gestalten]]などに作品を出品している。[[APOGEE]]のウェブデザイン、[[椎名林檎]]のファンクラブ[[林檎班]]のデザイン、[[J.A.M]]、[[SOIL&"PIMP"SESSIONS]]の[[ミュージック・ビデオ|PV]]、[[ユニクロ]] [[UT]]などを制作している。[[2007年]]に[[ideasketch]]を設立している。ミュージシャンとしての活動もあり、2002年にpoetportraitsよりアルバムrevoxをリリースしている。2012年頃より現代美術家として活動、アクリルを加工した彫刻作品やペイティングを発表している。また改造した掃除ロボットやレーザーカッターを改造した機械によるペインティング、ドローンを使ったペインティングなど、機械を用いた実験的な作品を発表している。
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[[法政大学]][[経済学部]]卒業。[[アヌシー]]、[[SHIFT]]、[[Gestalten]]などに作品を出品している。[[APOGEE]]のウェブデザイン、[[椎名林檎]]のファンクラブ[[林檎班]]のデザイン、[[J.A.M]]、[[SOIL&"PIMP"SESSIONS]]の[[ミュージック・ビデオ|PV]]、[[ユニクロ]] [[UT]]などを制作している。[[2007年]]に[[ideasketch]]を設立している。ミュージシャンとしての活動もあり、2002年にpoetportraitsよりアルバムrevoxをリリースしている。2012年頃より現代美術家として活動。
  
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===ポップアートからの影響===
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「最初に「[[アート]]」というものを感じたのは、[[フリッパーズ・ギター]]の3rdアルバム『[[DOCTOR HEAD'S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-]]』」と語っている。後に高校生の時に[[アンディ・ウォーホル]]の展覧会で、牛の壁紙を部屋一面に貼った作品、ダンスの足の運び方の説明だけを描いた『Dance Diagram(Tango)』などの作品に衝撃を受けアーティストを目指す決意をした[1] 。
ポップアートやポップカルチャーの作品を引用し、再構築する手法でグラフィカルな作品を制作。モチーフとして、アンディ・ウォーホル、ダミアン・ハースト、草間弥生などのアーティストを引用する。背景には20世紀のポップアートのほか、1990年代の音楽ムーブメントである渋谷系に影響を受けたと本人も語っている。<ref name="「渋谷系」と「日本」のもの作りの共通点 信藤三雄×山口真人">[https://www.cinra.net/interview/201508-shindoyamaguchi]xxxxxx</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200907000541|title=絵本 星新一ショートショート|work=webKADOKAWA|publisher=[[角川グループパブリッシング]]|accessdate=2012-4-8}}</ref>)
 
  
===シュルレアリスムからの影響===
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山口は自身の作品について、[[ポップアート]]や[[シュルレアリスム]]などアートの分野以外に、日本の90年代の音楽・ムーブメントである[[渋谷系]]から影響を受け、自身の作風を「極めて主体性のないやり方でエゴを表現しようとしている」と語っている [3]。
お掃除ロボット、レーザーカッター、ドローンを改造した描画機械を制作。シュルレアリストによる自動筆記(英: Automatic writing)に影響をうけた実験的な作品を制作。
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==作風==
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初期、昆虫のコレクターが自分の標本をつくることを真似て様々なアーティストの作品を[[サンプリング]]をする「DotSAMPLE」[2]のシリーズを制作していた。その後「世界中の文化を模倣し、リミックスし、作り直す器」としての「[[東京]]」をテーマに、[[アンディ・ウォーホル]]から[[ダミアン・ハースト]]、[[草間弥生]]、ストリートアーティストの{{日本語版にない記事リンク|KAWS|en|Kaws}}など[[ポップアート]]の大御所の傑作を引用した「MADE IN TOKYO」のシリーズを制作している。
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2018年以降、機械を用いた表現活動を行い、掃除ロボットをハッキングした絵画マシーン「Mr.HEAD [4]」の開発、レーザーカッターを改造した独自の描画機を用いた「トランスリアリティ[4]」「Digital Objects[5]」のシリーズ制作している。
  
 
==個展==
 
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== 脚注 ==
 
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* [1] https://www.cinra.net/column/wacom/himitsukichi34-1.php
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* [2] https://www.complex.com/style/2013/12/art-basel-miami-beach-masato-yamaguchi-interview
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* [3] https://www.cinra.net/interview/201508-shindoyamaguchi
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* [4] http://www.spoon-tamago.com/2018/03/20/masato-yamaguchi-autonomous-robotic-painter/
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* [5] https://hpgrpgallery.com/window/prologue-of-trance-reality/
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* [6] https://bijutsutecho.com/exhibitions/3857
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==外部リンク==
 
==外部リンク==
 
* [https://plastic.tokyo/ 山口真人オフィシャルサイト]
 
* [https://plastic.tokyo/ 山口真人オフィシャルサイト]
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* [https://www.instagram.com/yamagch/ 山口真人instagram]

2019年7月16日 (火) 15:15時点における最新版

山口 真人(やまぐち まさと、1980年 - )は、日本グラフィックデザイナー映像作家日本の現代美術家東京都生まれ。

概要

法政大学経済学部卒業。アヌシーSHIFTGestaltenなどに作品を出品している。APOGEEのウェブデザイン、椎名林檎のファンクラブ林檎班のデザイン、J.A.MSOIL&"PIMP"SESSIONSPVユニクロ UTなどを制作している。2007年ideasketchを設立している。ミュージシャンとしての活動もあり、2002年にpoetportraitsよりアルバムrevoxをリリースしている。2012年頃より現代美術家として活動。

人物

「最初に「アート」というものを感じたのは、フリッパーズ・ギターの3rdアルバム『DOCTOR HEAD'S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-』」と語っている。後に高校生の時にアンディ・ウォーホルの展覧会で、牛の壁紙を部屋一面に貼った作品、ダンスの足の運び方の説明だけを描いた『Dance Diagram(Tango)』などの作品に衝撃を受けアーティストを目指す決意をした[1] 。

山口は自身の作品について、ポップアートシュルレアリスムなどアートの分野以外に、日本の90年代の音楽・ムーブメントである渋谷系から影響を受け、自身の作風を「極めて主体性のないやり方でエゴを表現しようとしている」と語っている [3]。

作風

初期、昆虫のコレクターが自分の標本をつくることを真似て様々なアーティストの作品をサンプリングをする「DotSAMPLE」[2]のシリーズを制作していた。その後「世界中の文化を模倣し、リミックスし、作り直す器」としての「東京」をテーマに、アンディ・ウォーホルからダミアン・ハースト草間弥生、ストリートアーティストのテンプレート:日本語版にない記事リンクなどポップアートの大御所の傑作を引用した「MADE IN TOKYO」のシリーズを制作している。

2018年以降、機械を用いた表現活動を行い、掃除ロボットをハッキングした絵画マシーン「Mr.HEAD [4]」の開発、レーザーカッターを改造した独自の描画機を用いた「トランスリアリティ[4]」「Digital Objects[5]」のシリーズ制作している。

個展

  • 2019年 "Digital Objects"( Turner Gallery / Tokyo, Japan )
  • 2019年 "Prologue of Trans Reality"( H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI / Tokyo, Japan )
  • 2016年 "MADE IN TOKYO"( Gallery Onetwentyeight / NYC, US )
  • 2015年 "MADE IN TOKYO"( Gallery Speak For / Tokyo, Japan )
  • 2014年 "Plastic Painting"( Gallery Speak For / Tokyo, Japan )

映像作品

音楽作品

脚注

山口真人 (@yamagch) - Instagram


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https://www.complex.com/style/2013/12/art-basel-miami-beach-masato-yamaguchi-interview https://www.cinra.net/interview/201508-shindoyamaguchi

外部リンク